キャラクター概要 （※クリックで展開）

いつもにっこりおっとりしている小柄な京女。
かなり細身ではあるが、規則正しい生活や華道具や大量の花を扱うこともあって丈夫で人並みには力持ち。
どんな時でもゆったりしており動きは鈍い。

華道家元の家系で一人娘のため、大切にされて育つ。
お家柄、華道の知識や歴史への造詣が深く、生花鋏の扱いには特に長けている。
両親曰くヘンなもの（幽霊など）を連れてきやすいということで、よくお祓いをしたりお守りを持たせたりスタンガンを持たせたりととにかく娘に対して過保護。
お守りはお稲荷さんで購入したもののため、特にご利益があるものだと思い大切に持っている。
幼い頃から人間の仕業とは思えない奇怪な出来事に遭遇しがちだった経験から、そのような危険を察知し回避する能力は高い。本人は無自覚。

人の話を聞いていない、ように見えてしっかり聞いているタイプの人間。箱入り娘なのでやや言動が世間とズレることも。
大学の文学部で主に日本史を学びながら、世間について学んでいる。

「あら？あのお方、何て言ってはりましたっけ？」
「つぼみを見て未来を感じ、枯れた花にいのちの軌跡を想う。草木の移りゆく姿に美しさを見出すのが、いけばなというものなんですわぁ」
「あなたにはこのお花が似合うと思いましたけど……お花はあまり好きやあらしませんか？」