キャラクター概要 （※クリックで展開）

長年一人でプロの殺し屋をしてきた男性。孤児院育ちの元警察官。しかし汚職や不祥事に塗れた現場を見て退職した。
大学は奨学金を借りて出させてもらったたものの受ける待遇はどこに行ってもろくなものではなかったため、社会に対しては何も期待していない。
社会の理不尽さを是正する手段の一つとして、自身の腕を活かし不要な人間を間引く殺し屋稼業を始める。
「世の中に要らねえモンってのはあるもんさ。それがモノだろうが、ヒトだろうが同じことだ」

獲物（武器）を持ち歩く際は、ショルダーホルスターで上半身に隠し持っている。
基本はサイレンサー付きの銃を使い手早く静かに一発で仕留める。体術も心得ており、武器がなくても危機に対処できるよう鍛えている。
顔馴染みにカラスの「クロ」がいる。気ままにやってきては銀次の腕に留まったり去ったりしていく。人間味は銀次よりあるかもしれない。

エマとの出会いは3年前。
クロがゴミ捨て場に落ちていたエマ(dropout despair　HO1)を発見したことで出会う。（クロに対しては「余計なモン見つけやがって……」と思っている）
見つけてしまったまま放っておくのは寝覚めが悪いので持ち帰り、一通り綺麗にして帰そうと思っていたが、行く宛てがないということで殺し屋稼業の片棒を担がせることになる。働かざる者食うべからず。タダ飯を食わせる気はない。
仕事の片棒を担ぐということでお前も何かしろと言ったことから、銀次は殺し、エマは遺書を書かせ届ける<遺書屋>として2人で動くこととなる。
なお拾った当時、エマは相当汚かった＆足がなかったので義足や服は適当な店の店主に見繕わせた。

一人でいる期間が長かったこともあり、あまり喋らず傍若無人な性格。信頼している人間に対しては多少気遣いが加わる。
エマに対しては「裏社会にいるべき人間じゃない。真っ当な道を歩んで幸せになるべき」だとは思いつつも、結局はこの状況を作り出している社会が悪いと考えている。

ヘビースモーカーでしょっちゅう煙草を吸っている。吸っている間は会話をしなくていいという利点が大きい。
愛用する銃の手入れだけは毎日欠かさず行っている。

「お前さんには死んでもらう。運が悪かったと思いな」
「……目上の人間には"さん"をつけろ。この先困るぞ」