キャラクター概要 （※クリックで展開）

大人しく真面目で物静かな女の子。高校2年生。知的好奇心が旺盛で、自分の知らないことに興味を持って行動する。
主に日本の歴史や古典が好きで、国語（現代文、古文、漢文）や社会（日本史）の成績は特に優秀。
好きな歌人は小野小町。恋愛の経験がないため、自分のまだ知らない"恋"を綺麗に読んだ和歌を見て思いを馳せている。

両親は典型的な教育ママ、パパである。
期待されているのは「優秀な成績」のみであるため、その他にうつつを抜かさぬよう一般的な娯楽からは遠ざけられた教育をされている。
そのため自宅に漫画やゲームはなく、TVもニュース番組やN○Kのみを見て育った。
しかし和歌に出会ってからは"恋"というものが何なのかとても興味を持っている。所謂、恋に恋する乙女。
両親の期待とは逸れた部分に興味を持っていることは自覚しているので「古文の勉強」という名目で和歌を読み漁っていることを少し後ろめたく思っている。

▼小野小町　和歌集（参考用）
・思ひつつ寝ればや人の見えつらむ　夢と知りせば覚めざらましを
（あの人のことを思いながら眠りについたから夢にでてきたのだろうか。夢と知っていたなら目を覚まさなかっただろうものを。）
・夢路には足もやすめず通へどもうつつにひとめ見しごとはあらず
（夢の中の通り路では、足も休めずにあなたのもとへ通いますけれども、いくら夢でお逢いできても現実に一目お逢いした時にはかないません。）
・花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に
（桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。ちょうど私の美貌が衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに。）
・うたたねに恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき
（不意に落ちたうたた寝に、恋しい人を見た。その時から、夢という頼りないはずのものを、頼みに思うようになってしまった。）
その他参考：https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/komati.html

また、お弁当として毎日お手製のおにぎりを作っている。非常に綺麗な三角おにぎりを作ることができる。好きな具はたらことおかか。
自分でも恋の和歌をこっそり詠んだりしているが恥ずかしくて人にはとても見せられない。

イメージソング：「oblivious」（Kalafina）